ここでは、「サーチファンド」の一般的な活動の流れを紹介しています。ステップ1~ステップ5の5段階に分けて、どのような流れでサーチファンド活動が進んでいくのかをまとめました。サーチファンドの主役である「サーチャー」とは何なのかも説明しています。
経営者を目指す優秀な個人が、投資家の支援を受けながら中小企業のM&Aを行い、自ら経営者となる投資の仕組みである「サーチファンド」。
このサーチファンドを主導する経営者候補は「サーチャー」と呼ばれますが、サーチファンドのいわゆる主役であるサーチャーがどのような手順でサーチファンドに取り組むのか、一般的なサーチファンドの流れを以下で見ていきましょう。
大まかな流れとしては、まずサーチャーが経営したい会社を探すのに必要となる資金を投資家から調達し、対象の会社が見つかった時点で改めてM&A資金を調達する、という2段階の資金調達が行われることになります。この仕組みにより、実績があまりない個人でもM&Aに挑戦でき、一方投資家は少額投資で優秀な人材を応援できるというわけです。
サーチャーが、経営したい会社を探すサーチ活動を行うための資金出資やその他支援を投資家へ依頼。自分の強みやこれまでの経験、経営への思いなどを投資家へ伝えて支援をお願いします。
サーチャーが、投資家に支援してもらいながら、自ら経営したい会社をサーチします。そして良い会社が見つかったら、実態を調べたり経営者と話をしたりして、その会社を精査します。
買収する会社が決まったら、サーチャーはその会社の成長戦略やリスク対応などを投資家へ説明して価値ある投資対象であることを伝え、買収資金を調達し、会社の買収を実施します。
サーチャーが経営者となり、買収した会社の経営を行います。
会社の成長が実現したら、投資家に利益を還元します。またサーチャーも成功報酬を受け取ります。還元の仕方は、経営陣・従業員による株式買い取り、上場などより適した方法が検討されます。
COMPARISON
後継者不在の中小企業の経営を引き継ぐ手法としてはM&Aが一般的ですが、買収前にどのような人材がトップに就任するのか不明のため、経営を託すオーナーや従業員が不安に感じたり、買収後に経営方針を巡って、古参の幹部たちとの間で不協和が生じたりするケースもあります。
人材紹介サービスを利用する方法もありますが、経営者としての意欲や知識を備えた人物が紹介されるとは限りません。そこで、いろいろな角度から後継者を探せる手段を比較、おすすめの会社をご紹介します。
事業承継希望者(サーチャー)が投資家から支援を受けながら、対象企業の経営権を取得・企業の価値向上を図る。オーナーは、買収交渉をしながら相手の人柄を把握することが可能。
譲渡側(売り手)と譲受側(買い手)の間に立って、M&A交渉の仲介を行う。MA仲介業者が中立的かつ客観的な立場でM&A交渉の仲介・助言を行ってくれる。
経営経験のある優秀な人材をはじめ、MBAも取得しているプロ経営者の中から自社にマッチした人材の選定が可能なプラットフォームを利用できる。