ここでは、プロ経営者協会の事業承継・サーチファンドの実績や理念、成功事例などを紹介。どんなキャリアの人物が対応してくれるのかも調べました。
プロ経営者協会は、「黒字で従業員を抱えているにもかかわらず後継者がいないから廃業・清算せざるを得ない」といった中小企業を救うことを目的に設立された協会です。多数のプロ経営者を輩出し、国内における事業承継問題をプロ経営者で解決し、日本の経済成長に貢献することを目指しています。
プロ経営者協会が重視しているのは、買い手主体ではなく“オーナー企業が主役”の事業承継です。事業承継前に、ニーズにフィットする多数の候補者から後継者を選ぶことができます。協会には現在、直接・間接的に1500名以上のプロ経営者候補が所属しており、その数は毎月拡大中。中小企業では通常招聘することが難しい優秀な後継者を招聘可能です。(2022年3月8日調査時点)
また、日本プロ経営者協会では、プロ経営者の紹介をはじめ、ファンドやプロ経営者を活用している企業によるセミナーの開催、投資検討や投資家紹介、投資家を見つけるサーチ活動も行っています。
プロ経営者協会は、マラトンキャピタルパートナーズ株式会社の代表理事である小野俊法氏と、ヤマトヒューマンキャピタル株式会社の代表理事である堀江大介氏が代表理事を務めています。
マラトンキャピタルパートナーズ株式会社は中小企業投資に関して多くの事業承継案件の投資を経験している会社で、ヤマトヒューマンキャピタル株式会社は後継社長やM&A人材の採用支援を専門に手掛けている人材会社です。
プロ経営者協会以外にも当メディアでは、理想の後継者に出会いたいオーナーのために、さまざまな角度からサービスを調査。
中小企業の経営を引き継ぐ手段としてはM&Aが一般的ですが、買収前にどのような人材がトップに就任するか不明のため、経営を託すオーナーや従業員が不安に感じたり、買収後に経営方針を巡って古参の幹部たちとの間で不協和音が生じるケースも…。
また、人材紹介サービスを利用する方法もありますが、経営者としての意欲や知識を備えた人物が紹介されるとは限りません。
そこで、いろいろな角度から後継者を探せる手段を比較、おすすめの会社をご紹介します。
中小企業に後継者としてプロ経営者を招聘した事例がいくつか掲載されています。
たとえば、「適切な後継者が見つかったら株式を売却する」という条件を提示した建設人材派遣会社A社(売上規模30~50億、企業価値数十億)には、東京大学卒の会計士+ファンド投資先経営者+建設業経営者のプロ経営者を招聘。
また、「経営経験豊富な人材にきてほしい」という希望を提示した機械部品商社Y社(売上規模5~10億、企業価値5~10億)には、ファンド投資先2社のプロ経営者経験者を招聘しました。
所在地 | 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービルディング21F |
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主な業務内容 | 後継者に悩む中小企業とプロ経営者のマッチング(サーチファンド支援) |
設立日 | 該当する情報を発見できませんでした。 |
取引金融機関 | 該当する情報を発見できませんでした。 |
公式URL | https://owners.proceo.jp/T |
COMPARISON
後継者不在の中小企業の経営を引き継ぐ手法としてはM&Aが一般的ですが、買収前にどのような人材がトップに就任するのか不明のため、経営を託すオーナーや従業員が不安に感じたり、買収後に経営方針を巡って、古参の幹部たちとの間で不協和が生じたりするケースもあります。
人材紹介サービスを利用する方法もありますが、経営者としての意欲や知識を備えた人物が紹介されるとは限りません。そこで、いろいろな角度から後継者を探せる手段を比較、おすすめの会社をご紹介します。
事業承継希望者(サーチャー)が投資家から支援を受けながら、対象企業の経営権を取得・企業の価値向上を図る。オーナーは、買収交渉をしながら相手の人柄を把握することが可能。
譲渡側(売り手)と譲受側(買い手)の間に立って、M&A交渉の仲介を行う。MA仲介業者が中立的かつ客観的な立場でM&A交渉の仲介・助言を行ってくれる。
経営経験のある優秀な人材をはじめ、MBAも取得しているプロ経営者の中から自社にマッチした人材の選定が可能なプラットフォームを利用できる。