経営者候補を人材紹介サービスで紹介してもらうという方法もあります。人材紹介サービスの特徴とメリット、デメリットについてまとめています。
企業から求人の依頼を受け、その内容に合った人材を紹介する人材紹介サービス。人材紹介サービスには、一般紹介・登録型とサーチ型の2つの業態があります。
人材紹介会社のデータベースに登録された人の中から、要件に合う人材を紹介するシステムで、ほとんどの人材紹介サービスで採用されています。さらに、一般紹介・登録型の中には、さまざまな業種や職種を取り扱う「総合タイプ」と、専門の業界・職種に特化した「専門タイプ」があります。
自社のデータベースに限らず、他社の人材データベースやSNSなど、さまざまな手段を用いて幅広く候補者を探すサービスで、ヘッドハンティングやスカウトなどと呼ばれることもあります。
これまで、こうした人材紹介サービスの対象となるのは、一般企業の従業員であることがほとんどでした。しかし最近では、M&Aの加速やベンチャー企業の成長、企業の海外展開・グローバル化などの背景もあり、転職やヘッドハンティングが活発化。経営者をはじめ、執行役員、事業部長、部長、課長など、経営者やリーダークラスに特化した人材紹介サービスも増えています。
人材紹介サービスは人材派遣サービスと混同されることがありますが、人材紹介サービスは、人材紹介会社が企業に人材を紹介して雇用契約を支援するもので、いわば、企業と転職希望者をマッチングさせるサービスです。雇用契約は企業と転職希望者の間で結ばれます。
一方、人材派遣サービスは、人材派遣会社と派遣スタッフが雇用契約を結び、派遣先会社は人材派遣会社と派遣契約を結んでいるため、派遣先企業と派遣スタッフの間に雇用関係はありません。
COMPARISON
後継者不在の中小企業の経営を引き継ぐ手法としてはM&Aが一般的ですが、買収前にどのような人材がトップに就任するのか不明のため、経営を託すオーナーや従業員が不安に感じたり、買収後に経営方針を巡って、古参の幹部たちとの間で不協和が生じたりするケースもあります。
人材紹介サービスを利用する方法もありますが、経営者としての意欲や知識を備えた人物が紹介されるとは限りません。そこで、いろいろな角度から後継者を探せる手段を比較、おすすめの会社をご紹介します。
事業承継希望者(サーチャー)が投資家から支援を受けながら、対象企業の経営権を取得・企業の価値向上を図る。オーナーは、買収交渉をしながら相手の人柄を把握することが可能。
譲渡側(売り手)と譲受側(買い手)の間に立って、M&A交渉の仲介を行う。MA仲介業者が中立的かつ客観的な立場でM&A交渉の仲介・助言を行ってくれる。
経営経験のある優秀な人材をはじめ、MBAも取得しているプロ経営者の中から自社にマッチした人材の選定が可能なプラットフォームを利用できる。